自粛生活で、衣替えをしましたが、何年も着なかったコートを捨てられず困っていました。
トレンチコートが1つと、ロングコートが2つ。
こうしてみると、膝が隠れるコートはあまり着ないということ。
ですが、どれも形としては気に入って買ったし、ほとんど着ていないので新品同様なのです。
先日、集英社のサイトでこんな記事を見つけました。
「お悩み：古い服を捨てられない。部屋着なら着られる、とか思ってしまう」
この悩みに対し、「服を買うなら、捨てなさい」（宝島社）の著者、地曳いく子さんが回答されています。
刺さったところを抜粋すると、
・昔の時間を生きてるってことになっちゃう
・古い服を着ること、物を大切に長く使うことは良いことかもしれませんが、昔の服はリスクがあります。それは過去に引っ張られるということ。昔とは時代も気候も変わってるのに。
・服っていうのは、その時代の空気をパッケージしてあるもの。なので「一生もの」じゃなくて「一瞬もの」なんです。
・服は「何年着られるか」じゃなくて「今」似合うものを選んでくださいね。
・たとえ服が古くなっても、好きで、今の気持ちを上げてくれるなら使うべき。新しいのを買わなきゃいいってことです。それは男選びと一緒(笑)！
昔の時間を生きているというのにはまいりました。
流行の形が出でいるような服は、とくにそうなのでしょう。
ベーシックなものでも、何年袖をとおさないということは、なにかしら気分が上がらないんでしょう。
最近の読書で、結局、
自分の気持ちや悩み、人間関係、お金がハッピーになるということは、自分をいかに毎日機嫌よくさせられて、それをキープできるか
という気がしています。
なので、ウキウキしない服を着ているのはまずい。
いくら高かったコートでも、それを来てウキウキしなければ、価値はゼロ。
というわけで、うちに来てくれたコートたちにお礼を行って、リサイクルのお店に持っていきました。
これから夏物が売れる時期なので、値段はつかないかなと思っていましたが、¥100でも売れたら、ごみの回収袋代を考えたらありがたい。
結果は、3着持ち込んだうち、２着が売れて、買取価格なんと¥6,600！
思い切って捨ててよかった。
クローゼットもすっきりしたことだし、これを資金に今似合う服を着て、自分も変わっていこうと思います。
新しい価値観を教えてくれた地曳さん、ありがとう！
