いきなりですが、雑談て得意ですか? わたしはめっちゃ苦手です^^; それがこの本を読んで、雑談がめっちゃたのしくなりました!何冊か会話系の本を読みましたが、目からうろこが落ちたのはこちらというお話です。
主婦は雑談ができないとツラい
主婦・子育ての生活って、ほとんどが雑談です。 学校やご近所さん、地域のお店の人、ママ友など、これらの人たちと、たのしく会話ができることが、主婦生活の充実につながったりします。
が、わたしは関西女なのに会話ベタ!雑談がにがてでしょうがありませんでした。 とくに、子どもが小さい時って、話題も不足してるし。 子どもが幼児の時って、自分の趣味やおしゃれの時間なんか皆無で、子どもお世話だけでいっぱいいっぱいです。
なので、話せることといえば、子どもがこんなことできたのーみたいな話題しかありません。それってただの報告文か、かなーーーり注意しないと自慢話になっちゃう。これでも元は関西人。オチのない話題をした日には、息ぬきで会話しているのにかえって罪悪感で凹むことになります。
それに、よそのお子さんができるようになったことなんか、ぶっちゃけだれも興味ないですよねーーー。むしろ、自分ちの子と比べてしまい、あせりのタネでしかありません。 話題もなくて、でも公園などでしゃべらなきゃいけない時間は死ぬほどある! いったい何をしゃべればいいの?もう、ちょっとした地獄でした。
目からうろこの内容とは?
で、最近、会話がしやすくなったなぁ、会話に困らなくなったなぁと、感じています。その本がこちら。hontoさんだけで売られてる伝書籍です。
会話はすべて疑問形で終わらせる
この本を読んでいちばんびっくりだったのは、 「会話はすべて疑問形、質問で終わらせること!!」 なぜかというと、
- そもそも、会話の目的は、ある一定時間、気まずくならずに時を過ごせること。
- それって、会話することで、相手に嫌われたくない、好かれたいというのが裏動機。
- じゃあ、相手に好かれるためにはどうすればいいか?
- 相手の話を聞くのが、最も賢明!
- 自慢話は嫌われるに決まっているし、相手が興味を持ってくれる話題をいつも提供できるとはかぎらない。
- ならば、相手に話をしてもらって、こちらがそれにうまく合わせていく。それにこちらが興味を持てばいい。
ということなんだそうです。
たしかに、日本一のお笑い人、明石家さんまさんも、さんまのまんまの番組で、 ゲストにまずは質問して、「へぇーそんなことあるんですかー」とその内容にうまく合わせて、最後はツッコミを入れる。決して、さんまさんから、この前こんなことあってね、とかではじまらないですよね?
じぶんの話は、あとから
そこでもやもやするのは、 「人の話ばっかり聞いて、自分の話はしないの?それって、ストレスたまらない?自分の話もしたいよーーーー。」 はい、だいじょうぶです! 順番がちがうだけです。
とっかかりは、質問ではじめるのですが、その人が答えてくれたら、そのあとに、
「そっか、そうなんだー。わたしの場合はね、◯◯」
と自分の話をすればいいんです。
相手もじぶんのことをひととおり話したあとですから、話すことで欲求は満たされているので、めっちゃていねいに話しを聞いてくれますよ。
さんまさんの例でも、相手の話を聞き終わったあとに、
「僕とこの場合はね、いまるがね、◯◯」
って、自分のこともちゃんと話してますよね。
相手に好かれるためには、話を聞いてあげるのが近道
で、この本を元にさっそく、「話をするときはかならず疑問形!」を意識してみたところ、ほんとに話題がちゃんとつづくんです!この人と会話してよかったな〜という充実感まで、もって帰れるようになりました。
人って自分を理解される、自分のことに興味を持ってもらうことがうれしいんですね。よくいう承認欲求ってやつです。 相手の話をよく聞いてあげただけで、会話の目的であった「会話で相手に好かれたい」というのが叶っちゃう。
余談ですが、逆にあまりにも、ストレス解消のようにいっぽう的にしゃべってきて、こっちにも会話をふってくれない人には、次から会話するのをやめました(苦笑) 会話のタイミングが合わないってやつだと思って、あきらめるのも大事かと(笑)
最後に
いきなり疑問文から会話をはじめるって、唐突すぎない?と思われた方。鋭い! とうとつにならない質問の作り方は本にくわしく書いてありますので、気になる方は読んでみてください! 雑談がたのしくなると、人生変わりますよーーー!
こっちは、「コミュ障の会話術」の前作。コミュ障の吉田アナがアナウンサーになってどうやって会話が得意になったかが書いてあり、こちらもおすすめ。でも、自分がいざ話す時に参考になるのは、hontoさんの電子書籍のほうです。