週末に義母の入院先にお見舞いに行って来ました。
昨年から、だいたい1.5〜2週に一度行っているのですが、困ったのは
「話す内容がお互いなくなる!」
ということです(笑)
子どもや家族の話題などするのですが、1、2週間にいちど会っているとそこまで変化もなく困ったなぁと思っていました。
そこで、今回、便利だと気づいたのは、
「和菓子を持っていく」
ということです。
持っていったのは、山形の長榮堂さんというお店がだしている
「バターどら」
というものです。
行き道のデパートでいっしょに食べれるような手みやげをさがしていて全国の銘菓コーナーで見つけました。
冨貴豆の餡とバターが入っていて、食べてみるとホットケーキにあんこをつけて食べているようでうっとりするくらいおいしかったです。
で、このお菓子をあいだに、
「へー、山形のお菓子なんだ。」
「冨貴豆ってなんの豆だろう?」
「山形といえば同じような緑の餡で、ずんだ餅が有名よね。」
「バターと餡てあうのかしらね?」
「わー、生地がしっとりしていてホットケーキみたい。」
「カステラをめくると、白い生クリーム?あ、バターが見えるよー。」
などなど、このバターどら一つで、思ったより次々となにげない会話でもりあがりました。
製造メーカーの土地の名産の野菜などを使っていることが多い和菓子。
季節感をとりいれて、その季節らしい色を大事にしているものも多いですよね。
クッキーやフィナンシエといった洋風のお菓子もリッチな味で大好きですが、どのメーカーでも形や色、材料もあまりちがいがなくとくに会話ネタとしては広がりにくい。
会話を生むには、和菓子のほうが便利だなぁと思いました。
これから、お見舞いの手みやげに、全国の和菓子をちょこちょこさがしてみようと思います。
それにしても、病院の面会用の食堂室のゴミ箱をのぞいたら、ちょっとした和菓子博覧会のように色々なおまんじゅうの箱が捨ててありました。おそうじをされる方はお腹がすきそうですね(笑)