子どもの教育について、ある講演に行きました。
一番印象的だったのは
「自己肯定感があって初めて、コミュニケーション(表現)ができるようになる」
という点でした。
ちょうど先日、子どもがクラスメイトと公園で遊んでいるのを観察していると、息子はほとんど何もしゃべっていないのです。
仲間はずれにはなってないものの、いっしょに遊んでいて楽しい場にはとても見えませんでした。
これは「まずい」と思い、家に帰って「会話をしないと、友だちはつまらないから、一緒に遊んでくれなくなるよ。」と説明しました。
でも、言いながら、なんか違うなあ、強制されて話すもんでもないよなぁ、とひっかかっていました。
そんなことがあって、この講座を聞いたので
「あーー、自己肯定感がまだないから、コミュニケーションをとらない(言いたいことがない、言うのが恥ずかしい、こわい、etc.)んだなぁ」
ということが分かって、先日の出来事と、ことんとリンクしました。
また、講演の中で、
「今まで見てきたどんな子も、自分はこれでいいんだ、と言われたがっている」
とも。この自己肯定感を育てるために、親や教師の役目は
「子どものいいところ、素敵なところばかりを見つけて伝えること」
自信をもたせ、ひいては、コミュニケーションがとりたいと思うようになるためには、「あなたはそれでいいんだよ」という、メッセージを伝えて、自信を持つのを待たなきゃ、ということが分かりました。
こんなにコミュニケーションについて、もんもんとするとは、子どもができるまで、考えもしなかったよーー。